星降るオーベルジュ オーベルジュドゥシェ・マリー



スペシャリテとしての普遍料理を目指して

スペシャリテとは、お客様である皆様の声共に
作り上げられるものだと考えています。
いくら私がこの料理は私の思い込みが入った料理だといっても、

そこに普遍性、すなわち多く多数の方の賛同を得ることが出来なければ、
スペシャリテ とはなり得ないと考えるのです。

スペシャリテというとレストランの「顔」となる看板料理でシェフにとっても
思い入れの強いメニューという意味合いにとられることが多く、
通常は店 側からの出力が基本となります。
しかし私は食べ手側が決めるその店のスペシャリテというものが
あっても私は良いと思います。
私は旅をする際には、ここへ行ったらコレというものが決まっています。

例えば私の大好きな淡路島の場合玉葱の旬の季節には、
必ず玉葱ピッツァを、鯛の季節には鯛の土鍋飯を、
といった具合です。私自身が美味しいと思い、
しかも再度食べてみたいと思った一皿は、勝手に私の
中でスペシャリテとして認定してしまいます。

私が究極に目指したいのはここにあります。「石井さんの料理で、前回の冬に食べた○○が
大変美味しかったので、もう一度メニューに入れて欲しい」
こんなリクエストが続々と予約時に寄せられるようになることが私の夢です。

実際開業以来12年が経ち、このようなリクエストが着実に増えて来た事は喜ばしい事であると共に、
声を寄せて頂いているリピーターの皆様には感謝 の気持ちで一杯です。


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